食事制限ではなくて運動で痩せる。運動で代謝を上げて痩せるのは相当な長期戦です。

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知人にも居ました。食べるものは我慢したくないから、運動で痩せるんだと。
 
という事は食べるのね。
 
多くの人は、「辛い食事制限より、気持ちよく汗をかいて運動で爽やかに痩せたい」と考えるようです。
結果的にいくと、食べて増える脂肪の数パーセントを運動で消費して…。 結局、脂肪が増えとるやんけ。という結果にだいたいなります。そして痩せない事に心が折れていくのです。
運動は強い体作りを目的としないと続きません…。

 
 

運動をすると、どれぐらい体脂肪が燃焼して痩せるのか

痩せる仕組みは簡単で、摂取したカロリーを消費カロリーが上回る状態を維持できれば痩せていきます。

運動は確かにカロリーを消費し、脂肪を燃焼させる効果があります。もし、運動で痩せられない人は、食べている分を運動量で超えることはできていないというだけです。

◎ ランニングは減量にどれほど効果があるのか
運動メニュー :ランニング30分(時速8km)
消費カロリー :約200Kcal
30日間継続で :6000Kcal消費

◎ 体脂肪どれくらいを減らせるか
体脂肪1kg :7200Kcal

毎日30分のランニングをコツコツ続ければ、一ヶ月で「1Kg弱」の脂肪を燃焼するダイエットになります。

痩せる量は1ヶ月でわずか1Kg減です。菓子パン1個を頑張ったご褒美として食べれば、その日は振り出しに戻ります。
 
簡単な運動で痩せるとか、毎日〇分で驚きのボディにとか、色々なキャッチコピーが溢れてますが、この理屈から言うと…全て効果はありません。
 
頑張って運動したとして、その際に消費するのは肝臓や筋肉内に蓄えられているグリコーゲンというエネルギー(糖質)がまず消費されます。(※糖を使うだけで、筋肉を減らすわけではありません)

糖質が減れば、元の状態に戻そうと、脳が糖質が欲しがるので菓子や炭水化物に手を出してしまいやすくなります。ダイエットはそれを我慢する苦行しかないのでしょうか?

 
 

なんで運動し続けても、痩せてスリムになれないと言えるのか?

運動をすることで健康に痩せられるというイメージも強いのでしょうが、なにより一番の理由は食欲に勝てない からですよね。
 
しかし、「運動で消費できるカロリー」というものを調べた方はお分かりかと思いますが、運動で減らせる脂肪の量などごくわずかです。むしろ脂肪を減らすまで至らない方がほとんどです。

先にも書きましたが、苦しい思いをする割には減らせる体重はごくごくわずか。よって運動後の食事や糖分入りの清涼飲料でより太ってしまったり、痩せ効果がないという事に気づくと、多くの方が挫折して運動しなくなるわけです。
 
食事を食べれないダイエットは苦しいですが、別に絶食したり豆腐ばっかり食べたりと苦行をしないで、糖質制限すればいいだけです。

ごはん・麺類・パンを避けるだけですが、そんなに苦しくはないはずです。
 
そして、今痩せたいと悩みがある(脂肪の蓄えがある)方なら、食事制限しても筋肉は落ちません。

脂肪をすべて使い切った状態でのみ、筋肉を崩してブドウ糖を生成(筋肉を減らしてエネルギーに変える)するようにできているから、筋肉を切り崩すのはスリムを通り越して痩せすぎてしまったあとの話です。

痩せるための「行動」を始めるなら、食事制限がベストです。

 
 

しかし、基礎代謝を上げれば痩せるのは間違いなく良案!

筋肉を増やして基礎代謝を上げると太りにくくなる。これは間違いありません。

基礎代謝とは: 1日何もしなくても消費するエネルギー量。つまり、内臓を動かしたり、血液を循環させるのに使うエネルギー総量。
 
筋肉を増やすと、基礎代謝増えて脂肪燃焼しやすい「痩せ体質」へ変わる
と信じて運動をしている人も多いと思います。
 
かつては基礎代謝の内訳が、「筋肉:40%」、「内臓:60%」と言われていました。
 
しかし、最近の研究では基礎代謝の割合は「筋肉:18%」「内臓82%」と言われてます。
 
筋肉量を1キロ増やすのに1年近くかかると言われる中、頑張って増やした1キロの筋肉で増える基礎代謝量はわずか15~45Kcalなのです。

一日の標準的な消費カロリーは下記の通り。

基礎代謝+活動代謝
女性の消費カロリー1900Kcal
男性の消費カロリー2400KCal

1年かけて運動し、消費カロリーが1900Kcalが1945Kcalに変わることに大きな意味があるでしょうか?
 
確かに、欠かさずトレーニングを積み、筋肉量を落とさないように鍛え続ければ高い基礎代謝は維持できます。

でも、長続きしなければ意味がありません。

 
ダイエットはダイエット。痩せたいなら食事で改善すべきです。
筋肉付けて引き締まった体にしたい。これは運動で改善。

急いで痩せたい方は「痩せる」と「運動する」…別で考えましょう!

 
 

運動はただのストレスとなるだけという悪影響も

運動を楽しくやっている人もいるでしょうが、多くの人はダイエットのため一時的にやろうという気持ちで運動を行っています。

つまり、運動をしようと時間を割くこと自体がストレスになっているのです。
運動をし始めたら、2Kg痩せた!は単に水分量の変化で変わります。体脂肪が2kg痩せたわけでは無いのです。
 
結論的には、体の痩せる仕組みを考える限りは、食事の改善以外ではまともなダイエットの方法はないのです。
わずかのカロリーを減らす運動をして、満足して食べてしまったり、運動したからいいかなって食べたい欲求を抑えられなくなったり。そもそもダイエット時に運動をするのが良いのかどうか。
そもそも、運動なんかで痩せるなら、アスリートの方々が減量で食事制限なんてするはずがありません。
 
筋肉を付けるためには最大筋力の7~80%という相当の強度のトレーニングをし続ける必要があります。
そして、苦労の結果手に入れた筋肉の生む熱量はというと、1Kgあたりの筋肉が
せいぜい10~20Kcal程度しか脂肪燃焼できません。
 
更に脂肪を燃焼させるためには、何十分という有酸素運動を週に何日も続けていけるような
強靱な精神力を持つ方はわずかではないでしょうか……。

太る痩せるの基礎は「食事制限」です。運動では大して効果がないばかりか、運動して
そこに満足して「頑張ったワタシにご褒美を」と全てを台無しにする事まで起こりえるのです。

 
 

運動で痩せたい人達の本質とは

ダイエットを思い立ち、運動で痩せようと考えてしまう方は…食への欲求が強い傾向にあるのかもしれません。

ジムに通うけど一向に痩せない意識高い系
・好きな物を食べたいから運動して痩せたい
・食生活は変えたくないから運動する
・どうしても食べてしまうので運動する

この辺はすでに、「食への問題」から逃げ、逃避先に運動を選んでいるに過ぎないのです。食生活を改善しないまま運動しても痩せませんから、運動を頑張りご褒美にまた食べる。。
 
暴食の代償に受ける罰が「運動」であるなら、そんなものが続くはずがないのです。せいぜい数ヶ月で運動をやめてしまい、食の問題が解決していない以上はリバウンドして終わりです。
 
 
本当に「痩せるダイエット」に大事なのは
「なぜ太ってしまったか」
原因を知り、それに向き合うことです。


痩せるなら食生活の改善。これしかありません。

両方できると最高ですね!!(←できない私の精一杯のコメント)




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