風邪ひきそうだし…ビタミンCを補給しないと。えっ、意味ないの?レモン1000個分のビタミンでは風邪の予防はできない?

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風邪ひいたときはビタミンC!とにかくレモンだ!という方も多いのではないでしょうか?
コンビニへ行って、レモン何個分のビタミンCと書いてある飲料を手に取り、ビタミンCチャージと書いてあるゼリー飲料に…
でも、これ本当に効果あるのだろうか?と思いませんか。
 
 

本当? ビタミンCは風邪に効果があるのか?

そもそもこの説は、アメリカでノーベル化学賞を受賞した科学者が1970年に発表したもので、
 
ビタミンCを大量摂取すると風邪をひかなくなる
という理論です。
 
当時のこの科学者の説では、1日に2300mg以上摂ることを推奨していました。
 
そして、この科学者の影響からかビタミンCのサプリメントが人気となり、
日本でも「ミカンやレモンなどが風邪に良い」と認識されるようになりました。
ただ、その後数々の研究の中で、この理論を裏付けるデータは取れませんでした。
 
 
そして、ついには2013年にフィンランドの研究者からの報告で
 
「風邪の予防には効果がない」
 
という発表が出ました。
 
それどころか、ビタミンAを喫煙者が多く摂取すると肺がんになりやすくなることや、ビタミンEを摂取しすぎると前立腺がんの確率を上げてしまうという事も解ってきました。
 
ちなみに、このビタミン大量摂取を言い始めた研究者は、前立腺がんで亡くなったそうです…。
 
 
霊長類以外のほとんどの動物はブドウ糖を原料として、酵素の働きでビタミンCを体内で生成することができるため、わざわざ摂取することはありません。ビタミンCを摂取しようとするのは、人間など一部の生物だけです。
 
人間は体内で作り出すことができないので、口から摂取するしかないのです。現在、一般的に1日に必要とされるビタミンCの量は約100mgほどと言われてます。
 
 

そもそもビタミンCって何?


ビタミンCは水に溶けやすい、水溶性ビタミンの一種です。科学名は「アスコルビン酸」といいます。
もしビタミンCを摂取しない生活を続けていたら、ビタミンC欠乏は倦怠感や疲労感を引き起こし、最終的には体の各部位からの出血する「壊血病」を発症してしまいます。また、不足すれば老化が早まるため、老化を防ぐ効果もあると言われています。
 
ビタミンCは体の細胞と細胞の間を結ぶ「コラーゲン」を作り出すために利用されています。(もうこの時点で「美容に効果がありそう」感が漂っています)。コラーゲンの割合は骨には20%、軟骨の50%とも言われており、人体には必要不可欠であると言えますね。
 
また、皮膚や粘膜を健全に保ち、ストレスへの抵抗を強める効果も持ってます。また、抗酸化作用も強力で、動脈硬化などを引き起こすと言われる有害な「活性酸素」から身を守ってくれています。
活性酸素は人体の構成成分であるタンパク質や脂質、DNAを酸化させてしまいます。糖尿病や動脈硬化、白内障などの老化関連の病気を悪化させます。ビタミンCには、こういった活性酸素を除去する役割を持っています。
 
 

大量に摂ったビタミンCはどうなってしまうの?


結論からいくと、ビタミンCは大量摂取しても効果はほとんどありません。
体内にはまず結構な量のビタミンCが蓄えられており、一定量以上は吸収されませんのでレモン100個分のビタミンCを謳うサプリメントを飲んでも、数時間のうちに尿に混ぜて排出されます。
お腹がすいている空腹時はさらに顕著で、ほとんどが尿へ一直線となります。
 
ビタミンCを過剰摂取してしまうと、腎機能に問題を抱えている方の場合は、腎結石のリスクが高まるとも言われ、浴びるように摂取しすぎるのも避けておいた方が良いでしょう。
 
ちなみに、1日100mgですから、通常の食事をしていればビタミンCが不足することはありません。サプリメントやビタミンC含有の飲料などは、含有する量をほぼ尿にして捨ててしまうため、ほぼ無意味…となってしまうはずです。




-6. ■健康関連(糖質以外),  6-4.ビタミン・食物繊維

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