夏は岩盤浴やサウナでデトックス!汗をかいて毒を出す。代謝も上がって脂肪も燃えて一石二鳥!というのは何の根拠もなかったというお話。

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岩盤浴やサウナで汗をかいてデトックスというブームはそろそろ下火なのかもしれませんが、ダイエット目線で見ると、デトックスで毒素を排出して代謝も上がる「汗をかく」行為は魅力的です。
 
そもそも「デトックス」とは、排毒・解毒を意味する言葉です。有害物質を体外に出すという健康法のひとつです。
 
これの最も有名どころは「宿便排出」便を出して体内毒素の原因を排除する…これは間違いなく効果的です。腸内環境が悪ければ、痩せるどころではありません。
 
しかし、今日のデトックスは汗をかいて排毒の効果について。
結論出てますが、発汗にデトックス作用は科学的根拠なしというお話です。
 
 

岩盤浴でデトックス効果は期待できるのか

岩盤浴や半身浴、サウナなどで汗をかくと、体内の「毒」も排出でき、代謝が上がって、肥満や肌荒れや冷え性に効果があるというのは良く聞く話。
 
他にも、排毒の作用をもつ食べ物(主に野菜)、水を飲んで排毒、アロマでの排毒効果など、多数のデトックスを謳う商品もあふれています。この、汗をかくことや、体内に溜まった毒素を排出することは、理にかなっているのでしょうか?
 
まず、先にお話ししておくべきは、岩盤浴でも半身浴でもマラソンでも、汗をかいたことにより、どんな成分の毒が出て、どんなメカニズムでどこの毒が汗と一緒に排出されてくるのか科学的根拠が説明されることも、健康体の方の汗から有害物質が検出されることもありません。
 
汗も涙も、血液中の水分が元になっています。排出される際に、ナトリウム(塩分)などのミネラル成分とブドウ糖、アンモニアや尿素が溶けだしています。べたつく汗はこのうち、塩分の濃度が上がったものです。

 
 

個人でできる「デトックス」という行為そのものに根拠がない

人間の体には、常に肝臓で毒素を分解することと、腎臓で不要物質(必要成分の余剰も一緒に)を尿に混ぜて排出するという働きが備わっています。そもそも汗線から体外に排出する必要などないということです。
 
そして、この機能を正常に稼働させる一番の基本動作は…良い生活習慣。これだけです。
野菜を食べ、奇麗な水を飲み、適度な運動と、睡眠、精神面の安定
これらが万全ならば、デトックス効果は意識する必要もないということなのでしょう。

 
 

汗をかけば代謝が上がり、痩せやすくなるの?


汗をかくことと、代謝とは連動せず関連性がありません。
基礎代謝は筋肉や脂肪、体内のホルモンで効果が決まります。体を温めても汗をかいても、脂肪がつきにくくなったり、燃えやすくなったりすることはありません。
 
汗をかくなど体温が上がるように仕向ければ、免疫機能が上がるという見解もあります。もちろん免疫力は一時的には上がりますが、体がもとの体温に戻れば免疫機能も元通りです。
 

いかがでしょう。結構調べれば調べるほど、無意味なことって多いんですよね。
やっぱり、無駄な回り道はさけたいものです。健康が一番。




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